Flash Player 10.2 リリース

Flash Player 10.2が正式にリリースされました。2010年6月にリリースされたFlash Player 10.1に続くアップデートになります。10.1ではスマートフォン対応という大きな話題を呼んだリリースでした。今回のリリースは、ハードウェアアクセラレーション(GPU)を効率よく使う新機能が中心になっています。

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主な機能

主な機能は、以下の通りです。

  • Stage Video ハードウェアアクセラレーション
  • Internet Explorer 9のハードウェアアクセラレーションレンダリングをサポート
  • ネイティブのカスタムマウスカーソル
  • 複数モニター環境でのフルスクリーンモードサポート(PCのみ)
  • サブピクセルテキストレンダリング

各新機能、強化機能については、Adobe Flash Playerの新機能ページをご覧ください。

Stage Videoとは

概要

Stage Videoは、デバイスのハードウェアを使って動画を処理させることができるので、今までのようにソフトウェアを使った処理に比べて様々なメリットがあります。

メリット

最も大きなメリットはCPUの使用率を最大80%も抑えることです。バッテリー容量が小さいスマートフォンにとっては、バッテリー消費を軽減することができるため、とても大事なことです。それでいて、フレームレートが高く、高画質なHD動画をメモリも大きく消費せずに再生できるため、様々な動画コンテンツ配信で使われて行く技術でしょう。
この機能は、H.264動画に限らず、Flash Playerで再生できるすべてのビデオコーデック動画にも適用されます。

パフォーマンス

Flash Player 10.2のStage Videoを使う事で最大34倍の処理速度がアップし、フルHD動画を再生したとしてもCPU使用率は1〜15%で済みます。

Flash Player 10.1で既にH.264のGPUサポートがありましたが、これはデコードのみGPUで処理し、レンダリングはFlash Playerが行っていました。今回のStage Videoは、デコードとレンダリングをGPU上で処理し、Flash Playerのフレームバッファリングに直接渡されます。これによりCPU使用率を最大で80%まで下げることができます。

開発者のタスク

開発者は、既存の動画コンテンツ自体に改変を加える必要はありませんが、新たなStageVideo APIでStage Videoを有効にするために動画プレーヤーのSWFをアップデートする必要があります。

また、Stage Video機能はTV上でも動作します。既にGoogle TVのFlash Player 10.1では利用可能であり、StageVideo APIを使ったAIR for TVのアプリケーションも開発可能です。

wmode=”direct”を指定しない場合、Stage Videoが動作しないブラウザがあります。なお、Stage VideoはDisplayObjectではないので、回転させたり、フィルターなどを掛けることはできません。

関連記事

Adobe Developer Connection

Adobe Stage Video page
Getting started with stage video
Working with native mouse cursors in Flash Player 10.2

その他

Brightcove blog post
Youtube API blog post

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